更新日:2025年3月14日
着信画面の偽装表示にご注意
最近、警察官を装った詐欺の電話が激増しています。
着信画面に、警視庁の代表電話(03-3581-4321)や末尾が(0110)の警察署代表番号を偽装表示させ、警察官からの電話と信用させる手口です。
まずは、落ち着いて一旦電話を切り、家族や知人に相談してから折り返しましょう。
通話内容に不審な点があれば、最寄りの警察署、交番へ通報してください。
その警察官は本物ですか
この詐欺は、警察官を名乗って携帯電話あてに電話がかかってきて、「あなたの口座が犯罪に利用されている」「あなたの携帯電話が犯罪に利用されている」などと言って、通話のほかにSNSやビデオ通話に誘導します。
詐欺の手口
警察官とSNSのメッセージやビデオ通話でやりとりをする
警察官役の犯人は、「あなたは逮捕される」などと不安をあおり、資産状況を聞いてきます。また、「警察手帳」や「逮捕状」を見せるケースもあります。
警察官がお金を振り込ませる
警察官役(検察官の時もあります)は、「資産を保護する」「口座を調査する」などと言って、お金を振り込むように要求します。
振込の際にインターネットバンキングを利用させたり、暗号資産取引口座に振り込ませるケースもあります。
被害にあわないために
警察官がSNSやビデオ通話で連絡を取ることはありません。
警視庁や他府県の警察を名乗る者からの電話があった場合は、相手に「所属、担当部署、氏名、内線番号」を確認し、最寄りの警察署に連絡してください。
電話会社や総務省などを名乗って、「携帯電話の未納料金がある」などと言ったあと、警察官役に交代するケースもあるので注意が必要です。
「警視庁遺失物総合案内センター」をかたる電話に注意
「警視庁遺失物総合案内センター」又は「警視庁お忘れ物総合案内所」をかたる自動音声電話に注意してください。
警視庁の遺失物センターからお電話をする際、自動音声で案内することはありません。また、個人情報を聞き出したり、金銭を要求することはありません。
不審な電話には出ない、電話を掛けないようにしてください。
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情報発信元
警視庁 特殊詐欺対策本部 企画担当
電話:03-3581-4321(警視庁代表)
